【書評】「人生は、運より実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」
 

この本を手に取ることができたあなたは本当に運が良いです。

なぜなら人生で成功するかしないかの境界線は、「この本に書いてある秘密を知っているか知らないか」の違いでしかないから。

そして、このほとんどの人が知らない秘密を知っているだけで、普通に生きている人たちをごぼう抜きにすることができるでしょう。

 

そういった「ズルい」内容が、この本には惜しげも無く書かれいます。

 
はじめにネタバレをしておくと、上記のある秘密とはこの本にも頻出する、錯覚資産の存在です。

錯覚資産とは、なんとなく凄そうとか見た目が良いとか、勝手に周りが受ける印象から得る事ができるアドバンテージのこと。

人生において、この錯覚資産が最も大切であり、ほとんどの人がこの事実に気づいていないという話です。

「人生は、運より実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」を読んだ方がいい人

この本を読んだ方がいいと思う人は、こんな人です。

  • ツイッターなどのSNSでインフルエンサーになりたい人
  • アフィリエイトで売れるようになって成功したい人
  • 会社で他人より抜きん出て評価されたい人
  • 誰にも気づかれずに見えないルールを操り、こっそり人より優位に立ちたい人
  • 上記のように思っている人に、踏み台にされたくない・騙されたくない人

最後の項目は、ただ自分が成功したいからという意味だけでなく、詐欺に遭わないためには詐欺師の手口を知る、みたいな話ですね。

「人生は、運より実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」を読むとどうなるか?

  1. 錯覚資産の存在を知ることができる→錯覚資産を手に入れる術がわかる
  2. 錯覚資産を起点に、成長できる環境や成果を先に得ることができる
  3. 2を得る事により、本当の実力もさらに手に入るという好循環が得られる

著者ふろむだとはどんな人?

「人生は、運より実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」の著者、ふろむださんとはどんな人なのか?

「分裂勘違い君劇場」の著者で、複数の企業を立ち上げて、そのうちの一つを上場させた実力者です。

本名は公表しておらず、匿名でサイトの運営などをしている方です。

苗字は奥野さんということですね。

私がこの本を手に取った理由・経緯


私がこの本を手に取った経緯は、ツイッターのフォロワーを増やすにはこの本がいいよ、と人に勧められたからです。

そう、私はこの本を読むまで全くツイッターに本腰を入れていなかった為、フォロワーも30人ほど。

どう呟いていいかさえわからない状態でした。

(始めて1週間でフォロワー100人突破しました!随時更新していきます)

 
そんな時、とりあえずフォローしまくった界隈の大物達の呟きを見るうちに、「この人たちはなんでみんなこんなにすごいんだ?」と不思議に思うようになりました。

「月間100万PVブロガー」

「私がせどりで月収〇〇万になった方法」

「ニートでもフォロワー〇〇万人!」

もちろん世の中は広いですし、SNSで発信している人たちの中にすごい人もたくさんいる事も事実でしょう。

しかし、全員が全員、そんなにすごい人たちなのでしょうか?

 

本書を読む事で、私にもそのカラクリがわかったような気がしました。

彼らは「錯覚資産」をうまく活用していることを。

本書を読まなければ、もしかしたら一生このカラクリに気づかぬまま、人のブログやSNSを覗いては自信喪失していたかもしれません。

本書の感想

本書では、様々な人間の脳の性質を使い、錯覚資産は作り出されていると言っています。

本書で紹介された、認知バイアスや思考の錯覚は、以下の心理学的な方法を使っています。

ハロー効果

少数の法則

運を実力だと錯覚する

後知恵バイアス

利用可能性ヒューリティック

デフォルト値バイアス

認知的不協和の理論

感情フィーリスティック

置き換え

一貫して偏ったストーリーを真実だと思いこむ

例えば、ハロー効果は1つのプラスの属性値に引っ張られ、他の属性値も底上げされてしまう現象のことです。

選挙や面接など、私たちの日常では様々な場面で、ほとんど意識されずに用いられています。

見た目がいい人は、なぜか仕事ができそうとか信頼できそうとか思われてしまうという現象です。

しかも、その印象を受けた側は、見た目がいいからそういう印象を受けたと言う事に、気が付いていないのです!

もちろんその印象を与える側は、それを計算に入れていますよ。

 

あと面白かったのは、デフォルト値バイアスの話です。

人は選択肢の中で、デフォルト値(最初から設定している値)を選んでしまいがちであるということ。
 

例えば、ドイツの臓器提供の意思表示者は12%なのに、スウェーデンでは86%ですが、このカラクリにはデフォルト値バイアスが使われています。

ドイツは意思表示のデフォルトが「臓器提供しない」になっていて、スウェーデンでは「臓器提供する」になっているんですね。

 

人は特に判断が難しい事に関しては、恐ろしいほどデフォルトを選びやすいんです。

これ、セールスに使えますよね?

申し込み用紙やアンケート用紙に、自分の都合の良い答えをデフォルト値にする事で、それを選ぶ人は飛躍的に増えるはずです。

 
こういったことが、世の中にはびっくりするほど蔓延っています。

これは意識するかしないか、の話なので、気づかない人はずっと気づかないですよね。

冒頭に言ったように、これらを自分のビジネスやSNSに活用する事もできますし、自ら使わない方でも、うまく活用している人の意図に気づくことができます。

 
CMや電車の中吊り広告などのマーケティングに使う人。

人間関係を有利にするために使う人。

何かを仕掛ける側の人間は、この錯覚資産の存在に気づいているか、無意識に使いこなしている人でしょう。

 

この本を手に取ったことが運がいいなぁと強く思う理由は、これらに気づいている世の中の人が、圧倒的に少ないという事実です。

というかこの本を読まないと、心理学の盲点をついた錯覚資産なんか、一生気付きようがないんじゃないかと思います。

そして本書を読む人が、多くても10万人ぐらいだとして、日本の人口が1億人ですよね。

この本を読んだだけで、なんと0.1%という少数派になることができるわけです。

すごいと思いませんか?

人生においてこれは圧倒的な差別化、アドバンテージです。

 

ぜひこのアドバンテージを自分の人生に生かしてみてください。

まとめ

今回は「人生は、運より実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」を紹介しました。

冗談抜きでおすすめの本です。

まず買って損はないと思うので、ぜひ読んでみてください(^^)

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